
学校生活
イグアス日本語学校

Escuela Japonesa de Yguazú
音楽クラブ・絵画クラブ・書道クラブ
本校では木曜日午後に、音楽クラブと絵画クラブ、そして書道クラブが活動しています。絵画クラブは外部から指導してくださる先生が来られ、特に小学生たちを中心として、思い思いの絵を描いたり、技法を学んだりしています。音楽クラブでは、日本を含め多くの方から寄付していただいた楽器を使用し、日本の古典音楽から世界各地の民謡、現代の歌に至るまで多様なジャンルの音楽を体験・体感する良い機会となっています。楽器の演奏を通じて豊かな心を育んだ人へと成長する助けになることを願っています。
学習発表会
学習発表会では、それぞれの学年ごとにテーマを決め、学年で取り組んだ研究成果を発表します。民謡などの伝統音楽を演奏したり、劇を披露したりといろいろな工夫があります。生徒の親だけでなく地域の方々もたくさん観に来られる本校の一大イベントとなっています。
社会科見学
毎年、小学部は社会科見学として地域の様々なオフィスを訪れます。今までに、太鼓を造っている太鼓工房、原住民のネイティブアメリカンが暮らす村、採石場などへ訪問しました。学校の教室でなされる授業では決して体験できない、日本やその他の文化、価値観に触れることができる貴重な機会となっています。
このように、本校ではただ日本語を教えることだけにとどまらず、日本の優れた文化、習慣を生徒達に分かち合うこと、またパラグアイ人としての自覚を持ち、パラグアイの文化、技術の発展に貢献できる人となるよう様々な教育課程に取り組んでいます。
2017年度の社会科見学では小学4〜6年生がイグアス農協が管理しているマカダミア農園と柿農園を見学しました。職員の説明の下、子供達は地面にたくさん落ちているマカダミアを一生懸命集めていました。イグアスの地元でどのような産業がなされているのか、自然と触れ合いながら学ぶ良い機会となりました。
工作・書道
本校では、日本語・国語の授業だけでなく工作、絵画、書道などの授業を行うこともあります。生徒達が作った作品は学習発表会の時に合わせて、展示されます。感受性豊かな生徒達が作ったアイディアあふれる作品を楽しむことができます。
全パ スピーチコンテスト・作文コンクール
毎年8月ごろ、パラグアイ全土の日本語・日本人学校および日本語を学ぶ専門学校等の生徒による、全パ日本語スピーチコンテストが開かれます。生徒たちは何ヶ月もかけて、テーマ・内容を決め、先生と相談したり練習を重ねたりしながら、スピーチコンテストに向けて準備をします。
家族や地域の人々、移住した当時の話、環境問題や各移住地域の将来についてなど様々なテーマに基づいたスピーチがなされ、聞く人々に多くの感動と共感を与えています。
イグアスニュース